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紅斑症(こうはんしょう)は、発症すると紅班が肌の表面に浮き出てくる皮膚疾患で、患部を圧迫すると赤みが消えるのが特徴的です。
症状が似ている色素沈着や紫斑は押しても症状は消えないので、医療機関でも圧迫して消滅するかどうか確かめる作業が行われます。
また、重症でなければ、肌の温度が上がることはありません。皮膚温度が上昇する時は動脈の拡張など合併症が起きているサインなので、注意する必要があります。
様々な種類があり、原因が分からないものも多い紅班症について、診断の目安や治療方法をお伝えします。
何が原因で紅斑症になるの?
紅斑症の原因は多岐に渡ります。マッサージや脱毛などの電気処理、ワックスや毛抜きによる毛の引き抜きなど直接的な刺激が引き金になることもありますし、感染症、ニキビ、アレルギー、日焼け、運動が原因になるケースもよくあります。
その他、放射線療法の副作用として症状が出ることもあります。何らかの原因で毛細血管の拡張が起きると、皮膚の発赤に繋がります。
ただし、原因が分かっている紅斑症は多くありません。3割から5割の患者さんは原因が分かっていません。
子供がよくなるりんご病も紅斑症
発疹を伴う感染症として知られるりんご病も、紅斑症の1つです。りんご病の正式な病名は伝染性紅斑、6歳から12歳ぐらいの子供の発症率が高いのが特徴的です。
感染者の咳やくしゃみでヒトパルボウイルスB19に感染すると、頭痛や関節痛が始まり、顔や手足が赤くなります。鼻を中心に、ちょうど蝶が羽を広げているように左右対称の紅班が出現するのが特徴的です。顔の他、肩、四肢や臀部も赤くなる可能性があり、微熱を伴います。発病後10日間ほど経過すると回復に向かいます。
予防法も特効薬もありませんが、赤くなったところがかゆくなるので、症状が治まるまでは刺激となる温熱や日光を避ける必要があります。
多形紅斑や多形滲出性紅斑も同じ病気?
多形紅班、多型滲出性紅斑も紅班症の種類の1つです。ヘルペスやアデノウイルス、マイコプラズマに感染したときに現れ、親指の頭ほどのサイズの丸い形をした紅班がたくさん出現します。
紅班の上にびらん、水泡ができることも。軽度から中程度なら、手の甲から肘、足の甲から膝まで、軽いかゆみを伴う紅班が出てきます。重症だと熱が上昇することも多く、身体中が紅班で覆われてしまいます。
軽症と重症で原因が違う?
紅班症の多形紅斑や多形滲出性紅斑は、軽症型と重症型で発症原因が異なります。四肢など部分的に紅班が出る軽症型は、高確率で感染アレルギーが疑われます。単純ヘルペスウイルスの影響を受けているケースも少なくないようです。
一方、全身に紅班が多発する重症型、スティーブンス・ジョンソン症候群や中毒性表皮壊死融解症などの最重症型は、原因が分からないものもありますが、薬剤のせいで発症することもよくあるようです。肺炎マイコプラズマの合併症として発病することも。
重症の多形滲出性紅班は難病指定
子どもがよくなるりんご病のように、比較的軽い紅班症もありますが、肌に発赤などの異常が現れたら、念のため病院で診て貰った方が安心です。重症の多形滲出性紅班は難病指定されています。
原因によって治し方が決定
紅班症の治療方法は、発症原因によって異なります。例えば、薬剤が原因で多形紅斑や多形滲出性紅斑が引き起こされた場合、薬剤を中止するしか回復の手立てがありません。重症化しているかどうかは、病理検査を行って調べることになりますが、いずれにしても
早く紅班症の種類を突き止め、原因を明らかにすることが大切です。
検査を受けても原因が分からないことも珍しくありませんが、どの種類にも共通する予防法は、心身の疲れを溜め込み過ぎないこと、こまめにストレスを発散すること・・・の2つです。
紅班症は何科を受診すれば良いの?
紅班症の疑いがある時は、病院に皮膚科や内科を受診しましょう。乳幼児なら小児科で構いません。皮膚科以外の診療科に回されることもありますが、症状が皮膚に出ている時は最初に皮膚科で診て貰うと安心です。
普通の病院では治療が難しい、と判断された場合、特殊な皮膚疾患の外来に紹介状を書いて貰い、治療実績が十分にある専門医に診て貰うのが理想的です。
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