酒さ 皮むけ

酒さの皮むけ程辛いものはありません。

酒さ様皮膚炎も初期段階だとファンデーションでも誤魔化しやすい顔の赤み程度の症状しか出ませんが、ぼろぼろと皮がむけるようになるとお化粧でもカバーすることはできません。

ただし、皮がむけていると言うことは新しい皮膚が再生している証拠でもあり、治療の必要過程でもあります。

ステロイド性の酒さには要注意！？

特にステロイドの長期使用が原因で引き起こされるステロイド性酒さの場合、脱ステロイドを試みることで一旦しんどいリバウンド状態に見舞われますが、次第に症状は落ち着き皮むけが始まります。

顔の皮がむける症状で有名なのは、同じく原因不明の厄介な慢性皮膚疾患、脂漏性皮膚炎が思いつきますが、確かにこの2つの病気は似ているので誤診する皮膚科医も少なくないようです。

どちらの病気も正確なメカニズムが解明されていない以上、詳細な違いを挙げるのは容易ではありませんが、一説によると酒さ発症のきっかけはバリア機能の低下だと言われています。

皮膚が本来持つバリア機能が何らかの理由で衰えてしまい、内外からの刺激を受けやすくなり、赤みや炎症が起きやすくなり、その結果毛細血管が拡張し酒さに･･･。

一方脂漏性皮膚炎は皮脂の過剰分泌がきっかけでマラセチア菌と言うカビが異常増殖し、赤ら顔などの症状に見舞われるそうです。

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