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酒さ対策で処方される塗り薬「ロゼックスゲル」は有効なのか?

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酒さ 塗り薬

酒さの塗り薬ではメトロニダゾールが有名です。

 

抗菌剤の一種である有効成分のメトロニダゾールは酒さの先進国、アメリカでもメジャーな薬剤で、酒さの他、アトピー性皮膚炎、にきびなどの炎症性皮膚病変に対して処方されます。

 

水虫や足の踵のひび割れ、円形脱毛症や足、脇の異臭の治療に使われることもあります。

 

この有効成分を含む酒さの塗り薬を塗布することで、次第に菌の繁殖が抑えられ、赤み症状なども緩和されます

 

ただしどんな薬でも、長期間使い続けることで耐性がつく恐れがありますので症状が落ち着いたら塗る回数を減らしていった方が無難です。

 

内服薬の副作用には注意しよう!

 

内服薬もありますが、胃の不快感や食欲不振などの副作用を伴う可能性が指摘されています。

 

 
皮膚科では、塗り薬ならガルデルマ社のロゼックスゲル、内服薬は富士製薬のアスゾール、塩野義製薬のフラジールが処方される筈です。

 

ロゼックスゲルは洗顔後、水気をきっちり拭き取ってから赤みが気になる部分にジェルを塗ります。

 

基本的に皮膚科で処方して貰うことになりますが、最近はこういった薬を扱う個人輸入のオンラインショップも増えています。

 

値段も皮膚科で処方されるものとそう大差なく、初診料や再診療などを考えるとむしろ安くつくかも知れません。

 

有効成分の濃度にもよりますが、ロゼックスゲルなら1本10gから15gで大体2,000~2,500円前後が相場価格です。

 

酒さの塗り薬は3ヶ月ぐらい使い続けてみて下さい。ただし自己判断は禁物なので、最初は皮膚科を受診し状態を診て貰った方が安心です。

酒さ治療で処方されている定番の飲み薬とは?

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酒さ 飲み薬

酒さの飲み薬では抗菌作用に優れた内服薬が処方されることが多いでしょう。

 

有効成分のメトロニダゾールを含む富士製薬のアスゾール、塩野義製薬のフラジールが有名です。

 

既に重症化していて一刻も早く症状を緩和しなければならない状態の場合、応急処置的に内服薬のステロイドが処方されることもあります。

 

また、同じ酒さでも自律神経失調症が原因で赤ら顔などの症状が引き起こされている場合、精神安定剤など心療内科、精神科分野の飲み薬が処方されます。

 

 
自律神経調整剤は比較的副作用が少ないと言われますが、いずれにしても西洋医学に基づく薬剤は副作用問題とセットで考えなければなりません。

 

どの飲み薬にしても酒さそのものを治すことはできませんから、耐性や副作用に苦しめられる前に適度な距離を置いて使用することが大切です。

 

服用期間が長引けば長引く程、離脱しにくくなる飲み薬も少なくありません。

 

酒さ治療に漢方処方も増えている!?

 

その為、最近は酒さ対策のための漢方療法も人気を集めています。即効性こそ期待できませんが、深刻な副作用も依存性も心配ありませんし、根気良く飲み続けることで次第に辛い症状が出にくくなる体質へと改善してくれます。

 

ただし漢方薬は体質や症状によって合うものが全然違います。専門医を受診し、服用する酒さ漢方薬を選んで貰いましょう。

 

皮脂の分泌が多いタイプの酒さ患者さんには半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)、興奮した時、緊張した時に顔が真っ赤になりやすいタイプは知柏地黄丸(ちばくじおうがん)が処方されることが多いでしょう。

 

病院で酒さを治す治療法はステロイド外用薬が定番?

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酒さ 治療

酒さの治療は治療する側も探り探りの状況で行われますが、薬は症状に対して処方されます。

 

同じ酒さでも現在どの症状が一番強く出ているのか、個人差がありますから、例えば炎症が激しく引き起こされている場合はステロイド外用薬が出されます。

 

けれど、アトピー性皮膚炎の治療でもよく使われるステロイドは、非常に深刻な副作用をもたらすことでも知られています。

 

酒さの治療でもステロイドの長期使用は状態を悪化させる恐れがある為、意識してステロイドを処方しないドクターもいます。

 

 
確かにステロイドは炎症がひどい状態の時に短いスパンで使用する分には重宝しますが、あくまで症状を一時的に抑える効果しかなく病気そのものを治療する力はありません

 

むしろステロイドを度々使うことで、病気が治りにくくなり違う厄介な症状を合併しやすくなることも有名です。

 

酒さと誤診されやすく合併率も高い脂漏性皮膚炎の治療でもステロイドは処方されやすい傾向がありますが、ステロイドに抵抗を感じる場合、違う治療法も考えてくれる医師かどうかもチェックしましょう。場合によっては転院も必要です。

 

その他、プロトピック軟膏も副作用がハードなので注意が必要な処方薬です。

 

メトロニダゾールにしてもマクロライド系などの抗生物質にしても、酒さと言う病気自体を治療する効能はありません

 

最近は体質改善効果を発揮する漢方薬で酒さの治療を行う病院も登場していますが、どのように治療していきたいのか、患者さん本人の意思も問われる病気です。

 

アルコール依存性が酒さの原因になる噂って本当なの?

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アルコール依存

酒さはアルコール依存性が原因でなるわけではなく、病気自体は未だに正確なメカニズムが解明されていません。

 

原因がはっきり突き止められていない以上、アルコール依存症を犯人と決め付けることはできませんが、実際にアルコール依存症患者の間で酒さの発症率が多いのも事実です。

 

肝臓機能に支障をきたすと顔が慢性的に赤くなってしまいますし、お酒と赤ら顔は無関係ではありません

 

飲んでいる最中はともかく、飲酒後しばらく顔の赤みが消えないようなら肝機能障害の疑いが濃厚です。

 

しかも常に赤い状態なら既に酒さと言う皮膚の異常が引き起こされている可能性大です。

 

酒さの症状は経過により変化しますが、単なる赤ら顔に湿疹、ニキビや毛細血管の拡張などの異変が生じる病気です。

 

 
血管拡張作用のあるアルコールを依存症になるまで大量かつ日常的に飲んでいれば、酒さを発症する確率は高くなるのも当然ですよね。

 

酒さではなくても、限りなく酒さに近い症状が出ても不思議ではありません。

 

抗酒剤シアナマイドの危険性

 

しかも、アルコール依存症の治療過程で用いられるシアナマイドと呼ばれる抗酒剤は、湿疹や皮剥け、ただれなどの副作用を伴います。

 

抗酒剤も影響し、肌がぼろぼろになってしまうケースは珍しくありません。

 

アルコール依存症の治療中、酒さを同時に治す場合は抗生物質のテトラサイクリンがよく処方されます。

 

外用薬の場合は、クリンダマイシン、メトロニダゾールなどの抗生物質がメジャーです。

 

いずれにしても、酒さを引き起こし状態を悪化させる可能性がおおいにある飲酒自体を諦めることが必要です。

 

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